王毅外相「日中、前に進める用意」 上川外相と初会談
中国の王毅(ワン・イー)共産党政治局員兼外相㊨と会談した上川外相(25日、韓国・釜山)=外務省提供外務省

王毅外相「日中、前に進める用意」上川外相と初会談

【釜山=根本涼、田島如生】上川陽子外相は25日、訪問先の韓国・釜山で中国の王毅(ワン・イー)共産党政治局員兼外相と会談した。9月の就任からおよそ2カ月半で初めて対面で協議した。経済対話の再開や東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出などについて意見を交わす。 岸田文雄首相と中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は16日に米サンフランシスコで会談し、共通の利益を追求する「戦略的互恵関係」を再…

「プーチン同志」と砲弾100万発 ロシア・北朝鮮の内実

北朝鮮とロシアの軍事協力がロケットの発射から衛星に搭載する撮影機器や核・ミサイルに関する機微な技術まで拡大するとの見方が出てきた。ウクライナ侵攻で米欧と対立し孤立するロシアを北朝鮮が最大限活用しようとしている。 各国の北朝鮮専門家が監視を続ける港がある。北朝鮮の北東部、ロシアとの国境に近い羅津(ラジン)港だ。 英シンクタンク、王立防衛安全保障研究所が公開した衛星写真。10月12日にロシア船籍の「…

自動車議連、甘利明新会長で調整 賃上げ・脱炭素後押し

自民党の自動車議員連盟(額賀福志郎会長)は新会長に甘利明前幹事長を充てる。10年ぶりの会長交代となる。政府が掲げる持続的な賃上げや脱炭素化などの実現に向け、商工族の代表格で税制改正にも関わる甘利氏を起用する。 自動車議連は日本自動車工業会(自工会)や日本自動車会議所など業界団体のカウンターパートにあたる。衆参両院で250人超にのぼる党内最大級の議連だ。自動車関連の税制改正や電気自動車(EV)など…

自民党5派閥で不記載疑い 22年分パーティー収入

総務省が24日に公表した2022年分の政治資金収支報告書で、政治資金規正法で記載が義務付けられた政治資金パーティーの収入に関し、自民党二階派、安倍派、森山派、茂木派、麻生派の5派閥と谷垣グループの政治団体で少なくとも計228万円分が記入されていない疑いがあることが共同通信の調べで分かった。 自民党の派閥を巡っては、18〜21年分の収支報告書で安倍、二階、茂木、麻生、岸田の5派閥に計約4千万円の過…

補正予算案が衆院通過 国民民主が賛成、衆院選後見据え

2023年度補正予算案が24日、衆院を通過した。自民、公明両党のほか日本維新の会と国民民主党が賛成に回った。国民民主はガソリン税の一部を減税する「トリガー条項」の凍結解除を賛成の条件にした。自公国3党の実務者による協議も始まる。 トリガー条項に関する検討は岸田文雄首相の指示にもとづく。国民民主の玉木雄一郎代表が22日の衆院予算委員会で首相に迫った経緯がある。 首相は24日の衆院予算委で「与党と国…

立憲民主党・泉健太代表、30日で就任2年 何を思うか

立憲民主党の泉健太代表が30日に就任2年の節目を迎える。逆風下の岸田文雄政権にあっても、野党第1党の立民の支持は伸び悩む。泉体制はどう映っているのか。内側をよく知る民主党の輿石東元幹事長、連合の神津里季生前会長、早大の中林美恵子教授の3氏に聞いた。 「トップのぶれ、許されない」(輿石東・民主党元幹事長) 目下の物価高などに苦しむ国民生活にどう手を打つべきか。泉氏は立憲民主党が自分たちで選んだ代表で…

社会保障、改革に立ちはだかる壁 氷河期世代に救いは

2023年末には診療報酬と介護報酬の改定が控えています。両報酬を同時に改定するのは6年に1度のことです。社会保障制度のあり方を幅広く考え直す好機となるはずですが、国民の負担をどうするかといった観点は薄く、議論は広がりを欠きます。25年には年金制度の次期改正もあります。氷河期世代はまた社会から取り残されてしまうのでしょうか。全4回のまとめ読みです。 (1)矛盾はらむダブル改定 「追加の国民負担なし」…

PR

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル