300年前の大洪水、学ぶ教訓 栃木・日光に痕跡いまも
300年前の大洪水、学ぶ教訓 栃木・日光に痕跡いまも
栃木県日光市の鬼怒川温泉から10キロ余り北、同市五十里(いかり)にあった天然ダムは江戸時代中期の1723年に決壊し、下流域に甚大な被害をもたらした。「五十里洪水」と呼ばれる災害から300年の今年、その歴史を学ぶ動きが活発だ。関係者は「過去の災害を知り、先人の思いを継ぐことは防災につながる」と力説する。
「ここまで水に漬かりました。当時の人が受けた衝撃は計り知れない」。同県さくら市の「村上家棟門」…
共同