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父の遺志と「時代はまわる」 小渕・加藤家2代の物語
風見鶏
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臨時国会で論戦が始まった。先の内閣改造・自民党役員人事で女性登用の象徴として抜てきされた加藤鮎子こども政策相と小渕優子選挙対策委員長。その姿に駆け出しの記者時代の記憶がよみがえってくる。
1990年代半ば、加藤紘一政調会長の番記者になった。党屈指の政策通は日本の産業空洞化を防ぐには科学技術立国しかないと思いつめていた。
研究予算を広げる仕組みをつくり、日本経済が沈む危機感を若い記者にも繰り返し説...
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