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フィリピン中銀、政策金利6.5%で据え置き 物価高緩和
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【ジャカルタ=志賀優一】フィリピン中央銀行は16日の金融政策決定会合で、政策金利である翌日物借入金利を年6.5%で据え置くと発表した。10月下旬に緊急利上げを実施した後も追加利上げする可能性を示唆していたが、物価高が緩和したことなどを受け見送った。
10月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比4.9%と、9月(6.1%)を下回った。インフレが再び過熱することが懸念されていたが、いっ...