オンライン服薬指導とは ビデオ通話で薬剤師が説明
きょうのことば
▼オンライン服薬指導 パソコンやスマートフォンなどからインターネットを介したビデオ通話で、薬剤師が患者に対して薬の飲み方を指導すること。購入者の症状を確認し、副作用なども説明する。患者は薬局まで出向かなくても好きな時間と場所で話を聞ける。 自宅で服薬指導を受ければ、第三者の目を気にせずにプライバシーも確保できる。
処方箋の必要な医薬品の場合、まずは対面またはオンラインで医療機関を受診する。この際、オンライン服薬指導を希望する旨を医師に伝えておく。その上でオンライン指導を実施している薬局のアプリなどを使って、日時や薬の受け取り方法を選択して予約する。
薬局には処方箋を郵送などで送る必要がある。医療機関から直接薬局に送付してもらうことも可能だ。配送を希望した場合は自宅などで薬の到着を待つことになる。今回ネット販売が解禁される要指導医薬品に関しては、処方箋は必要ない。通販サイトなどで必要な薬を選択するときにオンライン指導を予約する方法などが想定される。
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