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ドイツ、景気浮揚に財政の壁 7〜9月期はマイナス成長
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【ベルリン=南毅郎】欧州最大の経済大国ドイツの景気回復に不透明感が高まっている。24日発表の7〜9月の実質国内総生産(GDP)は改定値で前期比0.1%減だった。インフレと利上げが重荷となり、屋台骨の製造業も揺らいでいる。財政運営を巡るショルツ政権の混乱も影を落とし始めた。
ドイツ連邦統計庁が24日発表したGDP改定値は、速報値や市場予想と同じだった。マイナス成長は3四半期ぶりだ。ロシアがウクライ...