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「誰でも保育」に行列 異次元の少子化対策、現場はいま

少子化と向き合う 惑う現場 まとめ読み

(更新)

「静かなる有事」。急速な出生数の減少を受け、政府はこれまでとは次元の異なる対策を進めるとしています。子育ての負担を軽くするために保育を充実させ、児童手当を拡充して金銭的にサポートする。動き出した「異次元の少子化対策」に、実務を担う現場では困惑が広がっています。

(1)誰でも通園、保育士不足


誰でも子どもを預けられる保育所に、順番待ちの列ができています。
有田焼で知られる佐賀県有田町は人口1万9000人の小さな町です。あかさかルンビニー園が両親の働き方を問わず子どもを受け入れる「こども誰でも通園制度」(仮称)のモデル事業を始めました。週あたり10人の定員はすべて埋まり、これ以上の受け入れは難しい状況です。…記事を読む

(2)児童手当、拡充まで1年半


出産・子育てに前向きになってもらうには、若い世代を金銭面で支える必要もあります。政府は児童手当を所得に関わりなく全ての世帯に配ることを決めました。中学生までだった支給対象は高校生まで広げ、第3子以降は倍増します。
最初の支給日はおよそ1年半後。2025年2月です。…記事を読む

(3)少子化対策、自治体競う 保育士奪い合い


子供を産み育てやすい町。少子化対策は人口減を止めたい自治体にとって最大のPR材料です。「東京都に対抗して独自の手当を用意した。ようやく保育士の流出に歯止めをかけられた」こども家庭庁が21日に開いた会議で、千葉県松戸市の山内将課長が保育士の確保策を説明しました。…記事を読む

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