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介護サービス、2万1884種類に膨張 利用者視点どこに
小川和広
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費用の拡大が続く介護保険でもう一つ「膨張」が問題視されているものがある。サービスの種類だ。その数は2万を超え、制度発足時の10倍を上回る。仕組みが複雑になると、利用者が自らサービスを選ぶという介護保険の理念と離れていく。制度の持続性も高まらない。
「利用者にとって非常に分かりにくい状況だ。簡素化を実現してほしい」。9月15日に開かれた社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)の介護給付費分科会では、...
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