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危うい新局面のプーチニズム 愛国教育強いるロシア
上級論説委員 坂井 光
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多様な観点からニュースを考える
ロシアで新年度が始まった9月1日、すべての大学でカリキュラムの大きな変更が実施された。新入生に新たな必修科目が加わったのだ。
その名も「ロシア国家の基礎」。ロシアの歴史や文化的、法律的基盤などについて学ぶものだ。具体的には「ロシアとは何か」「ロシアの世界観とロシア文明の価値観」「ロシアの政治構造」などをテーマに52時間の講義を受け、さらに試験や論文提出が求められるという。
そもそもこの科目が導入...
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