この記事は会員限定記事です市川房枝を泣かせるな まず女性閣僚を増やそう
論説フェロー 芹川 洋一
[会員限定記事]
多様な観点からニュースを考える若い方は市川房枝をご存じだろうか。女性の地位向上を求め、明治・大正・昭和を生きた運動家・政治家である。
教科書にも出てくる「元始、女性は太陽であった」で知られる平塚らいてう、とともに、女性の権利獲得のための婦人運動（ひと昔前はそう呼んだ）に取り組んだ。
普通選挙の実現を求める普選（ふせん）運動の結果、1925年、25歳以上の男子に限って、等しく選挙権をみとめることになった。そこで婦人参政権の「婦...
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