この記事は会員限定記事ですどこが維新に食われるか 守るには中道・改革・総力
論説フェロー 芹川洋一
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臨時国会が召集、23日の岸田文雄首相の所信表明演説を受け、論戦がはじまる。今月末には衆院議員の任期が折り返し点を迎える。今国会で首相が衆院解散・総選挙に打って出るには日程的にも難しくなっているものの、政界の関心事は解散の時期だ。
すでに政党関係者の間では、次の衆院選に向けた情勢分析もさかんだ。そこには共通しているものがある。現状のままなら、4月の統一地方選での議席増の勢いをかって日本維新の会が「...
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政治記者一筋で40年。1979年大平内閣から現場で取材、日本政治や「メディアと政治」に関し学者との共著を含め著書多数。政治部長、論説委員長などを経て2018年から現職。11年から朝刊『核心』欄担当。東海大客員教授。19年度日本記者クラブ賞受賞。BSテレ東『NIKKEI日曜サロン』（日曜朝9時半～10時）キャスター。
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