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年610万人の大移民時代 先進国で外国人の労働需要拡大
編集委員 瀬能繁
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新型コロナウイルス禍を乗り越え、世界は再び大移民の時代に入った。経済協力開発機構(OECD)加盟の先進38カ国に新規に永住した外国人は2022年に約610万人となり、過去最高を更新した。インドは20〜21年と2年連続で中国を上回る最大の移民送り出し国となった。期限付きの外国人労働者、留学生も過去最高水準で、国境を越えた人材の移動に拍車がかかっている。
22年のOECD加盟国への新規永住外国人は前...