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母子保健の改善が急務 ビル・ゲイツ氏
ビル&メリンダ・ゲイツ財団共同議長
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世界で毎年、500万人もの子どもが5歳に満たないうちに死亡し、さらに200万人が死産となる。出産時に亡くなる母親も多い。国連の持続可能な開発目標(SDGs)の進展に役立てるため、当財団がまとめた最新の「ゴールキーパーズ報告書」で、こんな実態が浮き彫りになった。
資源や科学的知見が乏しい国や地域ほど状況は厳しい。2000〜15年の国連のミレニアム開発目標(MDGs)の期間中に数値は改善したが、その...