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教育改革はドイツにならえ イェスパー・コール氏
マネックスグループ グローバル・アンバサダー
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1980年代半ばに東京大学に留学していたとき、ある教授が印象深い助言をしてくれた。「日本で教育について議論するのはカラオケを歌うようなものだ。真の改革は不可能だから、台本に従ってばか騒ぎするのを見て楽しむのが一番だ」と。
教授の助言は真実だったかもしれないが、当時も今も腹が立つ。教育はどんな手段よりも人々を幸せにする可能性を秘めているからだ。
日本の将来について考えるときも、税制や「新しい資本主...