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ライドシェア、公共交通の確保も 喜多秀行氏
神戸大学名誉教授(交通システム工学)
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ライドシェア導入の検討機運が高まっている。安全性の担保だけでなく、ドライバー不足や需要薄のためタクシーの維持すら困難な過疎地域では、公共交通サービスの確保という視点も抜け落ちてはならない。
先日、ある過疎の町でただ1台の個人タクシーを営んでいる人と話す機会があった。夜中でも急病人からの依頼の場合は遠方の病院に向けて走り、出動してくる救急車に途中でバトンタッチするなどセーフティーネットの機能も果た...
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