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カスハラ客にNO 12月施行の改正旅館業法に拭えぬ懸念
編集委員 大岩佐和子
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改正旅館業法が12月13日に施行され、ホテルや旅館が迷惑行為「カスタマーハラスメント」を繰り返す客の宿泊を拒否できるようになる。宿泊業の要望の一部がようやく認められたが、本来断るべきでない客までもが断られないか障害者らから懸念の声が上がる。円滑に運用されるかどうかは各施設の適切な対応にかかっている。
「ようやく一歩前進した」。日本旅館協会(東京・千代田)の政策委員会の永山久徳委員長はこう評する。...