チャールトンさん死去 サッカー元イングランド代表
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【ロンドン=共同】サッカー元イングランド代表の名選手で、福島県のJヴィレッジの名付け親にもなったボビー・チャールトンさんが10月21日、死去した。86歳だった。死因は明らかになっていない。現役時に活躍したマンチェスター・ユナイテッド(マンチェスターU)が発表した。
ワールドカップ(W杯)は1958年大会から4大会連続で代表入り。地元開催の66年大会では初優勝をもたらした。
マンチェスターUでは主力多数が犠牲となった58年の航空機事故「ミュンヘンの悲劇」に遭遇したが生き残り、68年に主将として欧州チャンピオンズカップ(現欧州チャンピオンズリーグ)でイングランド勢初の制覇を果たした。
94年に英国のナイト爵位。2002年W杯の日本招致に協力し、12年に旭日小綬章を受けた。