元大関朝潮、長岡さんはがんで2日に死去 相撲協会発表
日本相撲協会は4日、67歳で死去した元大関朝潮の長岡末弘さんの死因は小腸がんで2日に東京都墨田区の自宅で亡くなったと発表した。近親者で密葬を執り行い、お別れの会も予定している。
妻の恵さんが取材に応じ「最後は安らかに亡くなりました。楽しい人だったので、いろいろな思い出がある。本当に外にいることが多くて、家族でゆっくりいることが少なかったかもしれないので、今は静かに送りたい」と述べた。
現役時代は大関を36場所務め、大きな体と陽気な性格から「大ちゃん」の愛称で人気を博した。引退後は親方となり、2020年11月まで伝統ある高砂部屋の師匠を務めた。〔共同〕