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医療保険料、現役世代と高齢者の差拡大 20年度3.6倍
診療報酬上げなら負担さらに重く
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2024年度の診療報酬改定で現役世代の負担のあり方を巡る議論が本格化してきた。現役世代が納める医療保険料は足元で高齢者の3.6倍となり、20年前の2.8倍から膨らんだ。診療報酬を引き上げれば保険料や窓口での支払いが多く設定されている現役世代の負担はさらに重くなる。
厚生労働省は24日、医療経済実態調査を発表した。診療報酬を決める際の要素の一つになるもので、年末に向けた改定議論が加速する。
個人の...