北陸銀行、定期預金金利 一部で引き上げ
北陸銀行は17日、定期預金の金利を一部引き上げると発表した。12月4日から実施する。日本銀行が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)の運用を修正し、長期金利が上がっている。全国の地方銀行でこれに対応し改定の動きが進んでいる。
引き上げるのは預入期間が5年の定期預金。300万円未満の「スーパー定期」、300万円以上の「スーパー定期300」、1000万以上の「大口定期預金」が対象となる。いずれも0.002%から0.07%に改定する。
5年未満の定期預金については金利の変更はなく、5年超の定期預金は現在、新規の取り扱いはしていないという。
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