サッカーJ1、神戸が初優勝
サッカーの明治安田J1で25日、神戸がリーグ初制覇を決めた。神戸市の本拠地ノエビアスタジアム神戸で行われた名古屋との第33節で、FW武藤のゴールなどで2-1の勝利を収めて勝ち点を68とし、最終節を残して2位の横浜Mに4差をつけた。主要タイトル獲得は、2020年元日決勝の第99回天皇杯全日本選手権以来。
クラブは本拠地を神戸に決め、Jリーグ昇格を目指して始動した1995年に阪神大震災に見舞われた。経営難に陥りながらもホームタウンの支えで乗り越えて強化。今季は元スペイン代表MFイニエスタが途中退団したものの、FW大迫ら日本代表経験者が引っ張り、30周年のJリーグを制した。〔共同〕