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[FT]ガザで国際人道法改善を 従来も戦争の惨禍で進化
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「恥辱として記憶に刻まれる日である――」。ルーズベルト米大統領(当時)は、旧日本軍が真珠湾にあった米海軍基地を攻撃し68人の民間人を含む2403人の米国人が死亡した1941年12月7日(日本時間8日)をこう表現した。
この事態への反撃として米国は日本に対する全面戦争を開始し、ついには原子爆弾の投下に至った。広島だけで推定約7万人が死亡したとされる(編集注、7万人は1940年代後半に米政府が出した...
Gideon Rachman 英国生まれ。英BBCや英エコノミストなどを経て2006年FTに入社。同年、現在の外交関係の論評責任者に。2016年政治分野のジャーナリストとして英オーウェル賞を受賞。著書に「Easternization」(2016年)などがある。