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吉田茂ならどうするか 中国という厄介な存在
風見鶏
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多様な観点からニュースを考える
「ローズルーム」という名のついた食堂に入ると、1枚の古い写真が目に留まった。6月初めに、神奈川県大磯町の旧吉田茂邸を訪ねたときだ。
大きな長テーブルを囲んで、緊張した面持ちの若者たちが食事をしている。それを見つめる吉田茂元首相は好々爺(こうこうや)のようでほほえましい。
写真には次の説明がある。「吉田茂は毎年外務省に新しく赴任した外交官補たちを大磯の家に招待していました」。ワンマン宰相と恐れられ...
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