GX500、非化石証書の購入倍増 「割安な再エネ」

分野別ランキング③排出量の管理や削減実績
電力使用に伴う二酸化炭素(CO2)排出量がゼロとみなされる非化石証書の利用が急増している。今回の調査対象企業が2022年度に買った量は、前の年と比較可能な企業分だけでも2倍弱。制度改正で電力会社以外でも買いやすくなったのに加え、再生可能エネルギー由来の電力を調達するより割安なことから需要が拡大した。
NIKKEI GXは最新データを反映した脱炭素経営ランキング「GX500 2023年版」をまとめた。順位は「省エネや再エネ活用」「情報開示」「温暖化ガス削減の具体策」「削減の目標設定」「排出量の管理や削減実績」の5つの分野ごとの評価に基づく。分野別の分析記事を全5回連載する。3回目は排出量の管理や削減実績。次回は13日に掲載する。...

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