「中国は抜けた者勝ち」 三菱自、20万台合弁を20円で売却

中国撤退400日㊤
三菱自動車が中国事業からの撤退を決めた。世界最大市場の電気自動車(EV)シフトの激流は対応が遅れた中堅メーカーを容赦なくのみ込んだ。加藤隆雄社長兼最高経営責任者(CEO)が意を固めてから、10月の発表までの約400日の舞台裏を追った。
10月24日、三菱自が合弁を組む広州汽車集団が出した公告。「三菱自及び三菱商事が保有する広汽三菱の株式の30%及び20%をそれぞれ1元(約20円)の対価で譲り受け...

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