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日立Astemo、デザイン自由に 自動運転でLiDARも不要
【この記事のポイント】・マウス型デバイスでハンドルが不要に・LiDARをカメラで置き換え外観デザイン自由に・アップルカー発売延期報道など自動運転車の開発競争に停滞感 日立製作所の自動車部品子会社、日立Astemo(アステモ)は自動運転車の設計やデザインの自由度を高める技術を開発した。ハンドルを置き換える小型の操舵(そうだ)デバイスや、高性能センサー「LiDAR(ライダー)」を使わずに障害物との距離
日立アステモのステアリング革命 「運転を熟練者並みに」
「人間の操作通りに動かすだけでは意味がない(不十分)。システムが間に入って助ける」。こう語るのは、日立Astemo(アステモ)技術開発統括本部次世代シャシー開発本部ジェネラルマネージャーの桐原建一氏だ。同社はそんなこだわりを持ってステア・バイ・ワイヤ〔ステアリングホイールのような操舵(そうだ)デバイスと車輪を機械的につながず電気信号で車輪を制御するシステム〕の開発を進めている。 成果の1つが操舵
ステア・バイ・ワイヤ量産競争 ZF年内、ジェイテクト急ぐ
自動車のタイヤとハンドルを機械的につながずに電気信号でタイヤの向きを変えるステア・バイ・ワイヤ(SBW)の本格的な採用が始まる。独ZFは2023年内に量産を始め、ジェイテクトも間近に控える。SBWはハンドルの形状や使い方を変えるのにとどまらず将来はハンドルそのものをなくす可能性を秘める。電気自動車(EV)や自動運転の時代を見すえ、開発競争が激しくなりそうだ。 SBWは米テスラも関心があるとされ、