水素100%ガスタービン検証へ 三菱重工、30年実用目指す

三菱重工業は100%水素燃料の大型ガスタービンの検証作業に入る。水素の製造から貯蔵、発電までを一貫した設備で検証する。ガスタービンは燃焼器を交換すれば、燃料を天然ガスから水素に代えられる。利用企業は水素社会の進展を見定めながら柔軟に投資を進められる利点があるといい、2030年に実用化を目指す。

当面は天然ガスを燃料に

100%水素燃料のガスタービンは発電過程で二酸化炭素(CO2)を出さない。ただ...

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