CCS設備設計、三菱商事から受注 千代田化工
千代田化工建設は親会社の三菱商事から二酸化炭素(CO2)を分離・回収して貯留する「CCS」事業の検討業務を受注したと発表した。愛知県などの中部地方で排出されるCO2を液化・貯留し、海外に出荷する設備の設計などに取り組み、2030年までの実用化を目指す。ガスの低温液化技術を応用したCO2の液化
東北電力など3社、CO2回収・貯留の実用化へ調査
三菱ガス化学、東北電力、野村総合研究所(NRI)は26日、3社共同で火力発電所などから排出される二酸化炭素(CO2)を回収・貯留するための調査を新潟県で始めると発表した。東北電力の保有する東新潟火力発電所から排出されたCO2を回収し、貯留地候補である東新潟油ガス田まで輸送する方法を検討したり、コストを算出したりする。 事業は石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の公募で採択され、2023
千代田化工、タイでCCUS検討 三菱商事などと覚書
千代田化工建設はタイの石炭火力発電所が排出する二酸化炭素(CO2)の削減に向けて、三菱商事やタイの発電事業者と検討を始めると発表した。CO2を回収・利用・貯留する「CCUS」の脱炭素技術の実現性を探る。期間は2年間で、事業化調査に結びつけることを目指す。 経済産業省とタイのエネルギー省の政策対話で、千代田化工と三菱商事と