EU環境政策に新トップ 前進か停滞か、COP28が試す

ジャーナリスト フィリッパ・ナットール氏
オランダ出身のウォプケ・フークストラ氏が10月初め、欧州連合(EU)の気候政策責任者に就いた。高い目標を掲げて世界の環境政策をリードしてきた従来路線の継承を訴えるが、石油会社での勤務経験があり、オランダ財務相として航空会社を支援したことから、脱炭素に慎重ではないかという疑念が生まれている。まずは11月末から始まる第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)で成果を上げられるか、手腕が試...

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