新アルゼンチン大統領、改革の失敗は許されない(社説)

南米アルゼンチンは次期大統領に自称「無政府資本主義者」のハビエル・ミレイ下院議員が就くことが決まり、いわゆる未知の水域に入った。南米諸国はこの20余年で最悪の危機に直面している。インフレが年率100%を超え、近年は政権主体が左派と右派で何回も入れ替わるなど政治が不安定だったアルゼンチンの国民は19日、テレビ出演で知名度を上げた風変わりな経済学者を大統領に選んだ。
今回の大統領選では南米でよく目に...

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