所得減税、私はいくら? なぜ不評? 分かりにくい仕組みをミニッツ解説
何が起きているのか・2024年6月メドに4万円減税、非課税世帯は7万円給付・上振れした税収3.5兆円を「還元」、所得制限をする案も・首相「デフレ完全脱却のため」強調、政権浮揚の効果は乏しく 来年夏のボーナス時期には財布に少し余裕ができるかもしれません。政府は24年6月メドで所得税(3万円)と住民税(1万円)を減税すると決めました。減税額は世帯人数分になります。夫婦と子ども2人の4人世帯なら16万円
麻布台ヒルズが示す都市の暮らし 開発の狙いをミニッツ解説
何が起きているのか ・東京都港区に新「ヒルズ」。タワー高さ日本一 ・「居住重視」で1400戸、慶大が予防医療の拠点 ・富裕層は健康・家族を重視、価値観変化にらむ
生成AI、使っていますか 有名企業の活用事例を紹介
何が起きているのか・業務に生成AIを活用する企業が急速に増えている・データ分析や顧客対応、資料作成など幅広い用途・業務改善の一方、米国では人員削減の動きも 最近、生成AI(人工知能)という言葉を耳にすることが増えました。人の指示に応じて文章や画像を作り出したり、データを分析したりできる人工知能のことで、簡単に使えるサービスが相次ぎ登場しています。 代表格がChat(チャット)GPTです。チャットG
ジブリが日テレ子会社になったワケ 買収の背景をミニッツ解説
何が起きているのか・ジブリが日テレの連結子会社に。日テレに経営を託す・ジブリはコンテンツに専念。テレビアニメ制作を検討・アニメ制作の新たなビジネスモデルを描けるか 「好きなジブリ作品を教えてください」と聞かれたら、あなたは何と答えますか?「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「火垂るの墓」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」――思い出深い作品がありすぎて迷うのではないでしょうか。そんなヒット映画を生
資源が少ない日本の切り札? 洋上風力発電をミニッツ解説
何が起きているのか・再生可能エネルギーで洋上風力発電に期待が高まっている・深い海域に発電設備を浮かせる技術は日本にメリットがある・国が後押しする一方、欧米では事業中止など逆風も 日本で発電に使われる再生可能エネルギーで最も多いのは太陽光発電です。では、次の切り札は何かご存じですか。答えは「開発ポテンシャルが最も高い電源」といわれる風力発電です。 広い土地を利用した施設や建物に設置したパネルでの太陽
子ども増やすために年3兆円超 「異次元」少子化対策をミニッツ解説
何が起きているのか・岸田首相が「異次元の少子化対策」、産めない理由の解消狙う・財源に年3兆円超必要。年末にかけて議論が山場に・子や子育て世代にも恩恵ある社会保障に。抜本改革の試金石 日本で1年間に生まれる子どもは何人か知っていますか。2022年は約77万人で過去最少になりました。第2次世界大戦後はしばらく200万人以上が生まれていましたが減少傾向をたどり、19年には90万人を割り、それから3年で8
給料増えたはずなのに使えるお金が減った…実質賃金って何のこと?
何が起きているのか・8月の実質賃金は2.8%減。17カ月連続の減少となった・物価の上昇が原因で、消費者は財布のひもを締め始めた・実質賃金の増加は中小企業を含めた賃上げの継続がカギ 給料は増えたはずなのに使えるお金が減ったかも。こんな気持ちで過ごしている人は少なくないと思います。その理由として話題になるのが「実質賃金」です。額面の給与に物価の変動を加味した賃金のことで、厚生労働省の調査によると、8月
楽天モバイルがやっと手に入れた「プラチナバンド」って何?
何が起きているのか・楽天モバイルが電波のつながりやすい「プラチナバンド」獲得・楽天モバイルの契約数シェアはわずか2%と苦戦・サービス開始は2024年中。設備投資はこれから いま日本の携帯電話市場では、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、楽天モバイルの大手4社が激しいシェア争いを繰り広げています。 大手4社のうち、楽天モバイル以外の3社は「プラチナバンド」という、建物の中でもつながりやすい
振り込みに欠かせない「全銀システム」で障害 原因や影響は?
何が起きているのか・10月10日朝、全国の金融機関をつなぐ「全銀システム」で初の障害発生・三菱UFJ銀行など10行で他行に送金できなくなり、255万件の決済が滞る・復旧は2日後。みずほ銀行の障害もあり、銀行業界は信頼回復が急務に 日本国内の金融機関を通じたお金のやり取りは、一つのデータ通信システムに支えられています。不具合があったら、銀行でお金を振り込んだり、取引先に送金したりできなくなります。そ
億ションが当たり前? 中古や地方でも価格が上がっているワケ
何が起きているのか・マンションが高騰。東京23区の新築平均は約1億3000万円・銀行は若い世代向けに返済期間50年の住宅ローン・長期金利は上昇傾向。マネープランは慎重に 不動産経済研究所(東京・新宿)によると、2023年1〜6月の新築分譲マンションの平均価格は東京23区内が前年同期に比べ約6割高い1億2962万円でした。1戸数億円するような一等地の超高額物件の供給が相次ぎ、平均を一気に押し上げまし