風力発電、「木製機材」が大型化の切り札
風力発電に関連した機材が大型化しています。しかし、既存設備の約半分は大型化に対応できていないほか、タワーの建設などには大量のエネルギーが必要になります。このような背
トランプ氏、再選なら温暖化対策を反転 化石燃料を拡大
トランプ前米大統領は2024年に再選されればバイデン大統領の看板政策である温暖化対策を骨抜きにし、化石燃料への投資を増やし、電気自動車(EV)への移行を加速させる規制を撤廃する方針だ。 トランプ陣営の幹部や顧問は、2期目では「化石燃料の生産を最大化」するため、米国の気候・エネルギー政策を抜本的に見直すと語った。 前大統領が狙いを定めているのは、バイデン氏の経済戦略の目玉であるインフレ抑制法だとい
ノースボルト、「脱中国」のナトリウムイオン電池開発
スウェーデンの新興電池メーカー、ノースボルトは蓄電用の新たな電池技術で大きな前進を果たした。グリーンエネルギーへの移行で中国への依存を最小限に抑えられるとしている。 独フォルクスワーゲン(VW)、米資産運用大手ブラックロック、米金融大手ゴールドマン・サックスの出資を受けるノースボルトは、リチウム、コバルト、ニッケルを一切使わないナトリウムイオン電池を開発した。メーカー各社の間ではこうした重要鉱物
過小評価される気候変動リスク【日英字幕付き】
今月30日に第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)が開幕しますが、各国・地域の熱意は高まっておらず、盛り上がっていません。一方、世界の平均気温は
気候変動対策「化石燃料会社が進歩を妨げ」 ゴア氏
ゴア元米副大統領へのインタビューの後編です。同氏は30日に開幕する第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)に関連し、気候変動問題での「進歩を妨げているのは化石燃料企業だ。さ
インド、人工降雨が頼みの綱 深刻な大気汚染で
インドで深刻化している大気汚染の改善が急がれる中、デリー首都圏政府の科学者チームがスモッグを減らす画期的な試みとして、人工的に雨を降らせる計画を取りまとめた。 計画では、航空機を使って雲に塩またはヨウ化銀を散布し、雨粒の形成を促すという「クラウド・シーディング(雲の種まき)」の手法が用いられる。同計画の推進者らは、汚染された空気が人工的な雨で洗い流されることを期待している。 デリー首都圏政府は、
ゴア元米副大統領、逆風下のCOP28でも努力継続
第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)が今月30日に、アラブ首長国連邦(UAE)で開幕します。気候変動問題に長年取り組むゴア元米副大統領は、主要産油国が議長国であることなどから、今回
ヘッジファンド、風力発電株の空売りで高収益
ヘッジファンド各社が風力発電関連株を折よく空売りし、利益を上げている。風力発電会社への逆風は今後さらに強まるとの見方もある。 ドイツのシーメンス・エナジーやデンマークのオーステッドなど風力発電大手の株価が今年に入って急落したのに伴い、英ヘッジファンド大手マーシャル・ウェイスやクオンツ運用を手がける投資会社キューブ・リサーチ・アンド・テクノロジーズは数百万ポンド(数億円)の利益を得た。 欧米各国政
自然災害向け保険、国連が新制度を開発
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)のニューズレター「モラル・マネー」11月10日号では、国連が自治体用に自然災害向け保険を開発していることについて論じた。主な内容は以下の通り。 膨大になりつつある気候変動被害への補償を抑えるために、保険会社の間で災害が頻発している場所から撤退する動きが広がっている。そうした流れを食い止めようと国連資本開発基金(UNCDF)は保険と災害インフラ整備向け投資を組み合
太陽光発電、アフリカの途上国への普及策
発展途上国では、エネルギーへのアクセスが依然として課題となっています。アフリカでは5億人以上が電気を使えません。「サン・キング」という企業は、小型の太陽光キットを110ドル(約1万6500