「LLMで賢いロボ」「生成AIが英会話の教師」 注目4本
最近NIKKEI Tech Foresightに掲載した注目記事をまとめ読み形式でお届けします。 今回のラインアップLLMで賢いロボ、未知の物体片付け 研究者がIROS解説プリファード、AI基盤で巻き返し 岡野原氏が戦略語る教師は生成AI、英会話学習に革命 日本人の気質と合致「アンモニア混焼」で火力発電を脱炭素 日韓で供給網 LLMで賢いロボ、未知の物体片付け 研究者がIROS解説米国電気電子学会(
プリファード岡野原氏「将棋AIと同じこと、産業界でも」
AI(人工知能)分野で先進的な取り組みを続けるPreferred Networks(プリファードネットワークス、PFN、東京・千代田)は、どのような体制やテーマで研究開発を進めているのか。同社代表取締役最高研究責任者の岡野原大輔氏は、ロボット制御や材料探索のAIに革新をもたらす可能性を秘めた「対称性」に注目していると話す。 引き出しにしまった研究を事業化 ――研究開発は失敗がつきものです。その失
「出願の7割はアジア」「アマゾンを提訴」 知財動向
知財に関する注目動向をダイジェスト形式でお届けします。 22年の特許出願件数は約346万件、7割はアジアから 世界知的所有権機関(WIPO)は、2022年の特許・商標・意匠出願件数を発表した。報告書によると、世界の特許出願件数は3年連続で増え、345万7400件に達した。発表に当たっては、地政学的な不安定さと経済見通しの不透明さが成長を妨げる恐れがある、との警戒感も示した。 国・地域別では、中国、
プリファード、エッジにAI半導体 チップレット提供も
AI(人工知能)技術を手がけるスタートアップPreferred Networks(プリファードネットワークス、PFN、東京・千代田)は、深層学習を高速化するための独自プロセッサー(アクセラレーターIC)「MN-Core」を神戸大学と共同開発し、現在はさらに電力効率を高めた第2世代の「MN-Core 2」の開発を終えた。独自半導体に関する研究開発戦略について、同社代表取締役最高研究責任者の岡野原大
プリファード、AI基盤で巻き返し 岡野原氏が戦略語る
AI(人工知能)技術を手がけるスタートアップPreferred Networks(プリファードネットワークス、PFN、東京・千代田)は、大規模言語モデル(LLM)や、複数種類のデータを一度に処理できるマルチモーダルな基盤モデルの開発に注力している。LLMや基盤モデルに関する研究開発戦略について、同社代表取締役最高研究責任者の岡野原大輔氏に話を聞いた。 10年後は別の技術が台頭 ――10年後、AI
「生成AIでコーディング」「LLMを安全に」 IBM動向
「企業ウオッチ」では注目企業の最新動向を海外メディア報道も交えてダイジェスト形式でお届けします。今回は米IBMです。 750億円規模のAIスタートアップ投資ファンドを設立 IBMは2023年11月7日、5億米ドル(約758億円)のベンチャーファンド「IBM Enterprise AI Venture Fund」を設立すると発表した。創業間もない、あるいは急成長中のAI(人工知能)スタートアップに投
「長文に強いLLM」「3D実装へ縮まない樹脂」 注目5本
最近NIKKEI Tech Foresightに掲載した注目記事をまとめ読み形式でお届けします。 今回のラインアップNTT法改正「7つの予測」 6G標準は完全民営化を先取りOpenAI、長文に強いLLM「GPT-4 Turbo」 AI研究者分析ダイセル、後工程材料に参入 3D実装へ「縮まない樹脂」パナソニック系、車載充電器の開発期間半減 MBD駆使先端半導体の実現へ「チップレット」 日本企業に好機
「AIモデルの出願増加」「特許専用AI翻訳」 知財動向
知財に関する注目動向をダイジェスト形式でお届けします。 特許庁がAI関連発明の出願状況調査、21年は9000件 特許庁は、2021年までのAI(人工知能)関連の特許出願状況を調査した。報告書によると、AI関連発明の出願件数は2014年以降に急激に増加しており、2021年の出願件数は約9000件だった。生成AIが学術界の様々なタスクにおける評価対象になっており、今後のAI関連発明にも影響すると予想し
NTT法改正「7つの予測」 6G標準は完全民営化を先取り
NTTの役割や責務を定めた法律「NTT法」(正式名称は日本電信電話株式会社等に関する法律)の改正に向けた議論が始まった。総務省と自民党は完全民営化も視野に議論を進め、当のNTTも改正に前向きである一方、競合の通信事業者は反発しており、一筋縄ではいかない情勢だ。NTT法改正によって、NTTの競争力は高まるのか。5G(第5世代移動通信システム)の先の「Beyond 5G/6G」や、NTTが掲げる次世
「半導体設計に生成AI」「規制で受注減か」 NVIDIA動向
「企業ウオッチ」では注目企業の最新動向を海外メディア報道も交えてダイジェスト形式でお届けします。今回は米NVIDIA(エヌビディア)です。 半導体設計に生成AI活用、社内実験開始 エヌビディアは2023年10月30日、米西部サンフランシスコで開催されたEDA(電子設計自動化)の国際会議「ICCAD 2023」で、生成AI(人工知能)の半導体設計への活用に関する論文を発表した。この中で、高度に専門化