【アーカイブ映像】進化するAI・ロボティクス、最新LLMのインパクトをトップ研究者が解説
毎回、話題のトピックの専門家を招いて開催しているNIKKEI Tech ForesightのLIVEイベント。今回はAI(人工知能)研究者であるオムロン サイニックエックス(OSX)Research Organizerの牛久祥孝氏に、AI・ロボティクスの世界最先端の研究動向を紹介・解説して頂きました。 AIやロボティクスの進化が加速しています。生成AIに代表される新技術が急速に普及することで、産
プリファード、エッジにAI半導体 チップレット提供も
AI(人工知能)技術を手がけるスタートアップPreferred Networks(プリファードネットワークス、PFN、東京・千代田)は、深層学習を高速化するための独自プロセッサー(アクセラレーターIC)「MN-Core」を神戸大学と共同開発し、現在はさらに電力効率を高めた第2世代の「MN-Core 2」の開発を終えた。独自半導体に関する研究開発戦略について、同社代表取締役最高研究責任者の岡野原大
プリファード、AI基盤で巻き返し 岡野原氏が戦略語る
AI(人工知能)技術を手がけるスタートアップPreferred Networks(プリファードネットワークス、PFN、東京・千代田)は、大規模言語モデル(LLM)や、複数種類のデータを一度に処理できるマルチモーダルな基盤モデルの開発に注力している。LLMや基盤モデルに関する研究開発戦略について、同社代表取締役最高研究責任者の岡野原大輔氏に話を聞いた。 10年後は別の技術が台頭 ――10年後、AI
ファーウェイ7nm半導体が火種 対中規制「7つの予測」
米国による対中半導体規制の意義が揺らいでいる。中国・華為技術(ファーウェイ)が自社の最新スマートフォン「Mate 60 Pro」において、同国のファウンドリー(製造受託)である中芯国際集成電路製造(SMIC)の7nmプロセスで製造したプロセッサーSoC(システム・オン・チップ)を搭載したとの報告があり、対中規制の実効性が疑問視され始めたからだ。今後、対中規制はどうなるのか。そして中国の半導体産業
ユニティ、ゲーム外で浸透 AI学習データの3D化に商機
建設や製造、インフラ、自動車、小売りなどの産業分野でデジタルツインの利用が広がっている。それに伴い出番が増えているのは、ゲーム開発ツール「Unity」である。同ツールを手掛ける米Unity Technologies(ユニティ・テクノロジーズ)の最高経営責任者(CEO)であるJohn Riccitiello(ジョン・リカテロ)氏に、今後の事業戦略を聞いた。同氏は、Unityが得意とする3次元コンピ
ユニティ、生成AI導入を加速 「8割の制作者が利用へ」
生成AI(人工知能)がゲーム制作を大きく変えようとしている。中でも生成AIの導入に積極的なのが、ゲームエンジンと呼ばれるゲーム開発ツール「Unity」を手掛ける米Unity Technologies(ユニティ・テクノロジーズ)である。2023年6月には生成AIを採用した2種類のツールを新たに発表した。同年8月に来日した同社最高経営責任者(CEO)のJohn Riccitiello(ジョン・リカテ
空飛ぶクルマ独新興、電池パック自社開発 SiC搭載も
「空飛ぶクルマ」と呼ばれる電動垂直離着陸(eVTOL)機の研究開発が世界中で盛んである。欧州ではドイツVolocopter(ボロコプター)が先行している。2023年1月に新たな最高技術責任者(CTO)として就任したSebastian Mores(セバスチャン・モレス)氏に、eVTOL機の要素技術開発や研究開発体制などについて聞いた。要点を5つにまとめて紹介する。 ①3つの機体を開発 ボロコプター
イスラエルの金融テック、AIに強み ユニコーンは20社
フィンテック(金融テック)は、イスラエルのスタートアップエコシステムをけん引するセクターの1つだ。イスラエルにおけるフィンテック企業は2012年に150社ほどしか存在していなかったが、現在は850社程度まで増えている(FinTech-Aviv調べ)。国別の比較においても、人口当たりのフィンテック企業数では、イスラエルはシンガポールに次いで世界2位の多さである。イスラエルのフィンテック企業による資
Arm上場「7つの予測」 RISC-Vが脅威、中国も火種に
ソフトバンクグループ(SBG)傘下の英Arm Holdings(アーム・ホールディングス)が米ナスダック市場への上場を申請した。米Apple(アップル)や米NVIDIA(エヌビディア)、米Intel(インテル)、韓国Samsung Electronics(サムスン電子)などが出資する方針だ。アーム上場で何が起きるのか予測した。 予測のポイント①アーム上場で何が起きるか②アームは独立性を維持できるか
インテル、AI向けソフトに注力 推論の舞台はエッジへ
米Intel(インテル)は2023年8月にマレーシア・ペナン州の半導体後工程拠点で世界の報道関係者向けイベントを開催した。アジア・太平洋地域でAI(人工知能)やソフトウエアの責任者を務めるAlexis Crowell(アレクシス・クロウエル)氏と、企業向けソフトウエア事業を手掛けるEric Chan(エリック・チャン)氏がNIKKEI Tech Foresightの単独インタビューに答えた。AI