11月の統計の発表予定や記事は「統計カレンダー」から
【統計別】から統計の種類別に、【11月】から発表日別に、それぞれ記事やデータに
大林組、次世代モビリティー検証 トヨタや自治体と
大林組は、地方自治体やトヨタ自動車が参加し次世代モビリティーの課題などを議論する「次世代モビリティ都市間ネットワーク」に建設会社としては初めて加わったと発表した。走行中の電気自動車(EV)に道路から非接触で給電する技術など、大林組が持つモビリティー関連の知見をインフラ整備などに役立てたい考えだ。
部品CAPEX率、太平洋工業・リョービ上位 EV車体に投資
NIKKEI Mobilityの「サプライヤーRanking(日本企業編)」で、成長力を示す売上高CAPEX(設備投資)率の首位はTOYO TIREだった。注目はバルブやプレス部品の太平洋工業が2位、アルミダイカストのリョービが5位に入ったことだ。電気自動車(EV)シフトでトヨタ自動車が車体部品を外注したり、多くの部品を一体成型する「ギガキャスト」採用を決めたりする動きなどを捉え、積極投資に動く
ホンダなどの水素組合、ダカールラリー参加「実験の場」
ヤマハ発動機やホンダなどでつくる水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE、東京・中央)は、2024年1月にサウジアラビアで開かれる「ダカールラリー」の参加に向けて記者会見した。中西啓太ダカール総責任者は「『走る実験室』のイメージで参加する。温度差や標高、砂漠や雨の中で想定外のことが起きることを期待している」と話した。厳しい環境下で走り、技術的な課題を見つける。 車両は「HySE-X1」で、
トヨタ、HV年500万台視野 EV巻き返しの原資に
トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)の世界販売が好調だ。2023年4〜9月期(上期)は169万台と前年同期に比べ33%(42万台)増えた。ガソリン車も含む全体の増加分をほぼHVだけで底上げし、宮崎洋一副社長は将来の「年間販売500万台」に言及した。電気自動車(EV)で巻き返す原資としても、HVはより重要になる。HV需要がピークアウトするとみられる30年前後までにEVを独り立ちさせられるか。 11
編集者の視点 「中国のハイブリッド車事情」など3本
本日は「中国のハイブリッド車事情」と「ステランティス、LFPはCATLと」「フォード、CATL協力の工場は計画縮小」の3本です。NIKKEI Mobility編集長の深尾幸生が世界各地の報道などからお届けします。 中国のハイブリッド車事情 本日のトップストーリーでトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)の好調ぶりをお伝えしましたが、今後を占ううえで重要になりそうなのが中国のHV市場の動向です。ロイタ
サプライヤーRanking・日本企業編 上位30社一覧と解説
世界の自動車部品メーカーで優位に立つ企業はどこか。各地の有力メーカーの収益力や成長力を分析する「サプライヤーRanking(ランキ
自工会会長にいすゞ片山氏、商用車から初選出
日本自動車工業会(自工会)は22日、次期会長にいすゞ自動車の片山正則会長が就く人事を発表した。トヨタ自動車など大手3社以外から会長が選出されるのは初めて。電動化など取り巻く環境が変化する中で、商用車を含めて業界をあげて一体で脱炭素に取り組む姿勢を明確にし、国際競争力の強化につなげる。 豊田章男会長(トヨタ会長)の後任となる。商用車から会長が選出されるのは1967年の自工会の発足以降、初めて。
中国新興の墨森科技、炭素繊維部品でEVモーター性能向上
炭素繊維を用いた「カーボンスリーブローター」を開発する中国のスタートアップ企業「墨森科技」がこのほど、エンジェルラウンドで原子創投(Atom Ventures)から数千万元(数億〜十数億円)を調達した。 墨森科技は主に、永久磁石モーター向けのカーボンスリーブローターとカーボンブラシの設計・製造を手がけており、シミュレーションや検査の能力も備えている。 モーターは、電気自動車(EV)など新エネルギ
エネリバー、タクシー会社にEV充電器 配車アプリGOと
電気自動車(EV)関連機器の導入事業を手掛けるEneliver(エネリバー、東京・新宿)はタクシー事業者にEV充電器の提供を始めると発表した。タクシー配車アプリを提供するGO(東京・港)のプロジェクトを通じて2024年から納入を開始し、充電インフラの拡大を支援する。 エネリバーの普通充電器は最大出力6キロワットで、狭いスペースでも設置できるのが特徴だ。国際通信規格