反撃能力・防衛費増で安保政策転換 米国と統合抑止
反撃能力・防衛費増で安保政策転換 米国と統合抑止
政府は2022年12月に決めた安全保障関連3文書で敵の攻撃拠点をたたく「反撃能力」の保有を盛り込んだ。相手の攻撃を抑止する姿勢が前面に出る。
米国は民主党のバイデン政権が21年に発足した。軍事力だけでなく経済やサイバーなども含めて同盟国との関係を強化する「統合抑止」を掲げた。
就任後に初めて対面で会談した外国首脳が当時の菅義偉首相だった。両氏は21年4月の首脳会談で「台湾海峡の平和と安定の重要性…